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情報管理・運営効率化2026年3月14日

グルメサイト・予約サービス10社分の店舗情報を効率よく管理する方法【2026年】

グルメサイト・予約サービス10社分の店舗情報を効率よく管理する方法【2026年】

複数のタブレットとパソコンで複数サービスの管理画面を確認するスタッフ

食べログ、ホットペッパー、ぐるなび、Retty、Googleマップ——

「全部で何個のサービスに掲載されているんだっけ?」と、すぐ答えられないオーナーさんは多いと思います。

開業当初は一つひとつ丁寧に登録したはずが、スタッフの入れ替わりや日々の業務に追われるうちに「どこに登録してたか」「管理画面のIDが何だったか」すら怪しくなってくる。

しかも電話番号が変わったとき、「確認できたサービスは更新した」でも実は1社だけ古いままで——お客様からのクレームで初めて気づく。

これは「情報管理が甘い」という話ではなく、複数サービスを人手で管理することの限界の話です。

この記事では、複数のサービスに掲載された店舗情報を効率よく管理するための考え方と、手間を減らしながら正確な情報を保つ実践的な方法を解説します。

この記事でわかること

  • 情報のズレが起きる 3つの原因
  • まず把握すべき 掲載サービスの洗い出し方
  • 管理を楽にする 「マスターシート」の作り方
  • 変更が発生したときの 効率的な更新フロー
  • 定期確認を 仕組み化 するコツ
読了目安:

なぜ情報のズレは起きるのか

「更新したつもりだったのに、なぜか古い情報が残っている」

その理由を知っておくと、対策が立てやすくなります。

原因1:「どこに掲載されているか」を把握しきれていない

開業時に登録した以外にも、第三者がお店の情報を掲載するサービスがあります。食べログやTripAdvisorは、ユーザーが新しい店舗を登録できます。Googleマップも、Googleが自動的に情報を収集してビジネスプロフィールを作成することがあります。

「自分では登録した覚えがないのに、掲載されている」——そんなサービスに古い情報が残るのはこのためです。

原因2:変更時に全サービスを網羅できない

電話番号が変わった。その日の夜に主要サービスを更新した。でも翌週確認したら、1社だけ更新し忘れていた。

管理画面のIDが複数あると、更新作業が漏れやすくなります。「あのサービスのIDはなんだっけ」で時間を食い、途中で力尽きる——あるあるです。

原因3:Googleビジネスプロフィールが「自動で書き変わる」

これは知らない方も多いですが、Googleビジネスプロフィールはユーザーが「情報の修正を提案」できる仕組みがあります。善意であれ悪意であれ、第三者の提案が反映されることがあります。

「誰も変えていないのに、いつの間にか営業時間が変わっていた」というトラブルが実際に起きています。


ステップ1:まず「どこに掲載されているか」を把握する

管理できるようにするための第一歩は、掲載されているサービスを全て把握することです。

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店舗名でGoogle検索して掲載サービスを洗い出す

「店舗名」でGoogle検索して、上位に表示されるサービスを全てリストアップします。

次に「店舗名 + 住所」「店舗名 + 電話番号」でも検索してみてください。
予想外のサービスに掲載されていることが見つかることがあります。

主要なサービスで確認すべきもの(業種に応じて):
飲食店: 食べログ・ホットペッパーグルメ・ぐるなび・Retty・Yahoo!ロコ
美容室: ホットペッパービューティー・楽天ビューティー・minimo・Yahoo!ビューティー
ホテル: じゃらん・楽天トラベル・Booking.com・TripAdvisor
クリニック: EPARK・Caloo・病院なび・Medley


ステップ2:「マスターシート」を作って情報を一元管理する

複数サービスの情報を効率よく管理するための最も手軽な方法が、マスターシート(スプレッドシート)を作ることです。

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Googleスプレッドシートにマスター情報を作成する

以下の内容を1枚のスプレッドシートにまとめます:

店舗情報マスター:
- 正式な店舗名(表記ゆれがある場合は正式名称を決める)
- 住所(建物名・階数含む正式住所)
- 電話番号(ハイフンの有無も決める)
- 営業時間(曜日ごと)
- 定休日
- 公式サイトURL

掲載サービス管理:
| サービス名 | 管理画面URL | ログインID | 最終更新日 |
|---------|----------|---------|---------|
| 食べログ | owner.tabelog.com | ○○ | 2026/03/01 |
| Googleビジネスプロフィール | business.google.com | - | 2026/02/15 |
...

パスワードは別途パスワード管理ツールに保管し、スプレッドシートには書かないこと。

このマスターシートを作ることで:

  • 変更が発生したとき「何を変えるべきか」がすぐわかる
  • 更新漏れがどのサービスかを確認できる
  • スタッフが変わっても引き継ぎができる

ステップ3:変更が発生したときのフロー

電話番号や営業時間に変更が生じたとき、マスターシートを先に更新してから各サービスに反映するフローを決めておきます。

情報変更の流れ

1. マスターシートを最新の情報に更新する
2. 優先度の高いサービスから順に管理画面で更新する
   最優先: Googleビジネスプロフィール・公式サイト
   重要: 業種の主力サービス(食べログ・ホットペッパー等)
   その他: 残りのサービス
3. マスターシートの「最終更新日」を記録する
4. 全サービスの更新が完了したらシークレットモードで確認する

ステップ4:定期確認を仕組み化する

変更がなくても、3ヶ月に1度は全サービスの情報を確認することをお勧めします。

理由は2つ:

  • Googleビジネスプロフィールが第三者の提案で書き変わることがある
  • 一部のサービスはシステム変更で登録情報が消えることがある

定期確認のやり方

四半期に1回(3月・6月・9月・12月の月初など)をカレンダーに「店舗情報確認日」として設定してください。そのタイミングでマスターシートと各サービスの表示情報を照合します。30分あれば一通り確認できます。


管理しきれない場合はツールを活用する

サービスが増えるほど、人手での管理には限界があります。

現実的に「全サービスを毎月確認する」のは難しい——そういう場合は、情報整合性チェックツールを使うのが効率的です。

指定したURLを自動でチェックして「このサービスの営業時間が古い」「このサービスの住所がズレている」と検出してくれるツールを使えば、確認作業の手間を大幅に削減できます。


よくある質問

A.まず自分で管理できる2〜3サービスに集中し、そこを完璧に保つことが大切です。管理しきれないほど多くのサービスに登録するより、主力サービスを完璧に整えた方が集客効果が高いです。ただし、管理していないサービスにも情報が自動掲載されていることがあるため、定期的に検索して確認することを勧めします。
A.電話番号・住所・営業時間に変更がない場合でも、3ヶ月に1度は全サービスを確認することをお勧めします。Googleビジネスプロフィールはユーザーの修正提案で情報が書き変わることがあります。また、掲載サービス側のシステム変更で情報が消えることもあります。
A.大変なのは事実です。そのために「マスターシート」(変更情報を1か所にまとめたスプレッドシート)を作って作業を効率化する方法が有効です。また、Tadashiku(タダシク)のような情報整合性チェックツールを使うと、どのサービスに古い情報が残っているかを自動で検出できます。

まとめ:情報管理を「仕組み」にする

複数サービスの情報管理で疲弊しないために、大事なことは3つです。

1. まず「どこに掲載されているか」を把握する 管理していないサービスにも情報が掲載されているかもしれません。一度店舗名で検索して全体像を把握してください。

2. マスターシートで情報を一元管理する 変更のたびに「何を変えるべきか」を考え直さなくていい状態を作ることが、管理を楽にする第一歩です。

3. 定期確認を習慣にする 四半期に1回、30分の確認作業を習慣にするだけで、「気づいたら古い情報が残っていた」というトラブルを大幅に防げます。

「もっと楽に管理したい」と思ったら、自動チェックツールを検討してみてください。人手でやっていた確認作業を自動化することで、より重要な業務に時間を使えるようになります。

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