O2Oツール『Passbook』の使い方・作り方・活かし方まとめ

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Passbook対応のパス作成サービス『Passify(パシファイ)』を開始しました。大変ありがたいことに、すでに美容室のメンバーズカード、病院の診療券、リサイクルショップのクーポン券などの用途でお問い合わせをいただいております。

O2O施策、スマートフォンを活用したマーケティング施策に興味をお持ちの方は、ぜひ一度特設サイトをご覧いただければと思います。

Passbook対応のパス作成サービス『Passify(パシファイ)

本サービスの開始に伴い、このブログでも『Passbook』の使い方・作り方・活かし方について整理しておきたいと思います。また、J-CASTニュース 会社ウォッチ内『ウェブサイト拝見』でも関連記事を執筆させていただきました。あわせて、お役立ていただければと思います。

読了時間 : 3分
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iPhoneをお持ちの皆さん、OSアップデートはお済みですか?最新は『iOS6』。5から6に移行するにあたっての新機能は200以上と言われています。

中でも注目を集めたのは『Map』。アップルがiOS5までプリインストールしていたGoogle
Mapを捨て、独自で地図を構築。途端、たくさんの苦情が寄せられ、同社としては異例の声明発表にまで至りました。

Mapは図らずも改悪として話題になってしまった機能ですが、その影に隠れる形で重大なアップデートがありました。それが『Passbook』です。

Passbookとはなにか?
皆さんは、お財布の中にお店のクーポン券やポイントカードをお持ちでしょうか。枚数や使用頻度の大小を問わず、少なからずいくつか携帯し、気づいたときにはお財布を太らせてしまったことがあるのでは。

Passbookは、クーポン券、ポイントカード、メンバーズカード、はたまた飛行機の搭乗券に至るまで、店頭と呼べる場所で使えるすべての紙媒体(=企業からすると販促ツール)をデジタル化し、一元管理できるプリインストールされたアプリです。

Passbookの使い方
Passbookに対応しているぐるなびクーポンで試してみます。

まず、ぐるなび掲載店舗のクーポン券を取得するためには、スマホサイトで特定のお店を検索し、そのクーポンページに遷移します。すると、「Passbookに保存する」というボタンがありますので、こちらをタップします。

Passbookアプリが自動的に立ち上がりますので、「追加」ボタンをタップします。すると、今後Passbookアプリを立ち上げたときに、じゃばら上にクーポンが表示されます。

クーポンには店名、有効期限、QRコードが掲載されているので、店頭で提示、もしくはQRコードをかざせばOKです。

詳しくは後述しますが、Passbookの大きな特徴が「プッシュ通知」です。ぐるなびクーポンの場合は、取得したクーポンのお店の近くにいるとプッシュが来るよう設定されています。

Passの作り方
(AppleデベロッパのNDAで詳細を明かせないので簡単に)

Passbookで作るツールを総称してPass(パス)と呼びます。パスを作るには、まずAppleデベロッパとして登録する必要があります(年間参加費 ¥8,400)。

パスの実態はZIPファイルです。ですので、一回限りのクーポンを作るだけなら、画像と必要なテキスト情報を用意のみでOK。Appleデベロッパとしてご登録されていない方は、開発者に相談してみましょう。簡単なパスなら、そこまで時間もコストもかからないはずです。

ちなみにこれが、企業側でクーポンの内容を更新できるようなCMS開発であったり、ポイントカードのように顧客の情報を蓄積する要件が仕様に含まれる場合は、追加でシステムやAPIの構築が必要になります。

Passbookの活かし方
ここまでPassbookの概要をつかんでいただけたかと思います。その上で、企業の活かし方について考えてみます。マーケティングにおける意義は、以下の3点です。

顧客に受け取ってもらいやすい

これまで、顧客にクーポンやポイントカードを配布する場合には、店頭での手渡しが主流でしたが、再来店のときに限って持参し忘れたり、財布の中で邪魔になって捨てられたり、店頭で提示し忘れたりして、無駄が多かった印象です。また、FacebookやLINEでクーポンを配布するにも、まず顧客がそれらのサービスを定常的に利用していなければいけませんでした。さらに、自社ページ・アカウントを検索、いいね!・友だちに追加してもらう必要があります。最後に、メルマガという手もありますが、メールアドレス=個人情報を取得する必要がありました。いずれも、なかなか障壁が高かった気がします。パスはまさにマルチプラットフォーム対応、ウェブ上のどこにでも置いておけます。ウェブサイト、ブログ、ケータイサイト、QRコード、どこでもOK。スマホで管理できるので、捨てられたり、埋もれたり、提示し忘れることも少なくなりそうです。

顧客に最適なタイミングでお知らせしやすい

先にも少し書きましたが、Passbookはプッシュ通知が可能です。顧客がお店の近く(たとえば最寄り駅など)に来ると、位置情報に応じて自動でプッシュが送られたり、また企業側でパスの内容を書き換えたときにもプッシュ通知が可能です。私も、渋谷に行くたびにぐるなびクーポンからプッシュでお知らせが来て、「あ、そういえばクーポン落としてたな」とお店のことを思い出します。プッシュ通知のオンオフはユーザー側で切り替えられるので、ユーザーにとっても親切ですね。個人的には、近くの競技場でやっているスポーツ観戦の空席状況がプッシュでお知らせされて、かつチケットが割引 or ビール一杯無料になっていると、思わず金曜日の夜なんかに行きたくなると思いました。

iPhone以外、アンドロイド端末やガラケーにも配信できる

先にも書きましたが、パスの実態はZIPファイルであり、ウェブ上のどこにでも置いておけます。つまり、iPhone以外にも、アンドロイド端末やガラケーにも配信できます。iPhone以外の場合、Passbookのような一括管理アプリがインストールされていないので、あくまでパスを画像として表示させられるのみですが、少なくともワンソースマルチプラットフォーム対応ということになります。

以上です。まずは、なにはともあれ、ご自身で使ってみてくださいね。その上で、上記のようなポイントを踏まえ、Passbook導入を検討していただければと思います。トライアルや本格導入の際は、こちらからお問い合わせください。いろんな活用施策をご提案させていただきます。

最後に、この記事を執筆するにあたって、Passifyを共同開発させていただいているSKILLPULLチーム 赤澤さんの記事を参考にさせていただきました。赤澤さん、ありがとうございます。

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