不定期でヤフトピを定点観測する連載2回目です。昨日、今日は「ヤ軍移籍イチロー 1安打1盗塁」「米基地でオスプレイ訓練延期」など、社会的に大きな話題が集中し、企業PRらしき情報は目につきませんでした。
すこしさかのぼって、先週末のトピックを振り返ります。まずは、7月22日(日)の栄えあるヤフトピ一覧をご覧ください。
今回この中で、注目したいトピックは「口裂け女」で街おこし=空き店舗にお化け屋敷―発祥の地、岐阜・柳ケ瀬商店街」です。
以下、引用。
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1970年代後半、岐阜から広まったとされる都市伝説の主人公「口裂け女」が登場するお化け屋敷「恐怖の細道」が、岐阜市の柳ケ瀬商店街の空き店舗を利用してこのほどオープンした。来場者は初日の13日から6日間で1000人を突破。
(中略)来場者は「口裂け女」に連れ去られ、昭和時代の柳ケ瀬商店街にタイムスリップした少年を追い掛ける設定で屋敷内を回る。飲食店の看板など、内装は当時の街をイメージした。
(中略)吉村さんは「お化け屋敷は音楽イベントなどと比べ、持続的な集客が期待できる。少年が連れ去られる設定は、にぎわいがうせた今の商店街のイメージと重なる。来場者はタイムスリップした街で少年を捜すだけでなく、にぎやかだった頃の街も『探して』ほしい」と「ご当地お化け」による商店街活性化に期待を寄せる。
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1970年代に広まった都市伝説=広い年代、多くのひとに関係するできごと
「口裂け女」を主人公にしたお化け屋敷=ありそうでなかった行ってみたくなるコンテンツ
「口裂け女」は岐阜から広まったというルーツ=昔からこの街に根付くストーリー
6日間で1000人を突破=実績、リアルなムーブメント
内装は当時の街をイメージ=見てみたくなる画がある
にぎわいがうせた今の商店街のイメージと重なる=今のこの街に根付くストーリー
という要素がそろっています。
まとめると「多くのひとに関係する」「画になる」「ストーリーのある」トピックということでしょうか。
とりあえずゆるキャラ!みたいに、ありきたりになりがちな商店街活性化ですが、これは名案ですね。