次代のデジタルクリエイティブ業界を牽引する、ヤングカンヌサイバー部門受賞リスト

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カンヌライオンズ(国際クリエイティビティフェスティバル)が閉幕して、はや一ヶ月が経とうとしています。今年の雪辱を晴らすべく、来年に向けて虎視眈々と準備をされているクリエイターの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな読者のみなさんにさらに刺激を受けていただくべく、ご紹介したいデジタルクリエイティブの作品があります。それがヤングカンヌのサイバー部門 受賞作品です。

ヤングカンヌとは、カンヌライオンズ開催中に28歳以下の国別チームが参加して行なわれるコンペティションのこと。同一テーマによる課題が出され、規定時間内に作品を仕上げて競い合います。ヤングカンヌは、フィルム部門プリント部門など、ジャンルによって分類されていますが、サイバー部門はウェブを絡めた企画を競う部門です。

今回の課題は「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」のプロモーション。同財団は、マイクロソフト会長のビル・ゲイツと妻メリンダによって2000年創設された世界最大の慈善基金団体で、世界における病気・貧困への挑戦を主な目的としています。受賞作品を見る限り、今回の課題は「貧しい国に住むこどものワクチン不足」に対する意識を醸成することがねらいとして定められていたようです。

それでは、ヤングカンヌのサイバー部門 受賞作品を紹介していきましょう。

金賞を受賞したのは、ポーランドのチームでした。

Sorry..(気の毒・残念に思って、という意味)をつづると、広場でサッカーをしているこどもたちが照らされます。なんとも胸に突き刺さるようなメッセージです。

Piotr Chrobot, Creative Director, Saatchi & Saatchi/Interactive Solutions
Piotr Osinski, Copywriter, Saatchi & Saatchi/Interactive Solutions    

 

銀賞を受賞したのは、フィンランドのチーム。

瀕死の体験をした女性が生まれてから、自分の娘を出産するまでのできごとを、Facebookのタイムラインライクに読み進めていくことができます。マウスのスクロールに反応します。

Tommi Niskanen, Junior Art Director, White Sheep Isobar
Matti Kallonen, Developer, White Sheep Isobar

 

銅賞を受賞したのは、イタリアのチーム。

“How can we change that?” と書かれた空欄に、適当な文字を入力すると、こどもの顔(左)とワクチン(右)の絵が近づき、最後にアニメーション・コピーが再生されます。文字を入力するという動作と、 コピー内に含まれている “we” “talk” という言葉が効いています。こういうのをインタラクティブコピーライティングと呼ぶのかなと…

Oliviero Piccoli, Art Director, M & C Saatchi
Giorgia Fattoracci, Copywriter, M & C Saatchi

 

世界中に散らばっている若くて才能あるクリエイターが、腕を磨いてまた一年後カンヌに集います。日本勢も頑張りましょう(私もふくめて)。

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